ホーンテッドマンションに住みたくなる!?BGS(バックグラウンドストーリー)を紹介

BGS(バックグラウンドストーリー)

東京ディズニーリゾートのエリア・アトラクション・ショップなどには、それぞれBGS(バックグラウンドストーリー)があります。

それぞれの施設の誕生秘話や物語の設定など、BGSを知っているだけで乗り物に乗るだけじゃないワンランク上のディズニーが楽しめること間違いなし!

今回は、『ホーンテッドマンション』のBGSをご紹介します!

ホーンテッドマンションについて

『ホーンテッドマンション』は、東京ディズニーランドの中央奥にあるテーマランドのファンタージーランドにあり、1983年4月15日 東京ディズニーランドの開園と共ににオープンしました。

本場、アメリカのディズニーランド・ディズニーワールド・パリにもある世界的に人気のアトラクションで、不気味にそびえるゴシック風洋館を乗り物に乗って回るライド型のお化け屋敷です。

アトラクションの待ち時間の表記が「4分」「9分」「13分」といった不気味な数字になることや、
日本のアトラクションは、アメリカのディズニーパークのもので使用されるBGMより少し低めのキーを使い「お化け」や「幽霊」におけるインパクトの受け方を調整しているなど、
ディズニーの細かなこだわりの詰まったアトラクションになっています。

ホーンテッドマンションのBGSについて

ホーンテッドマンションは、ざっくりと下記のようなBGSが公式HPにも記載されています。

不気味にそびえるゴシック風洋館。ここに住む999人の幽霊たちは、皆さんを1000人目の仲間に加えようと待ち構えています。目が光る肖像画、人もいないのに突然鳴りだすピアノ。そしていつの間にかあなたの隣に座るのは…!?

実際には、ホーンテッドマンションの物語はまるで小説の世界のように奥深く、こだわりの詰まったストーリーや演出があります。続いては、そんなストーリーや登場人物の群像劇についてご紹介します。

ホーンテッドマンション ー1人目の被害者ー

※ここからの内容には公式発表でない内容を含みます。
 ディズニーファンの中で広まったBGSのような感覚でお読みください。

1671年10月31日
当時オランダ市長だった「ブルガマイスター」によってホーンテッドマンションは建設されました。
街の住民たちからは建設場所が建設場所は埋葬地跡だった事もあり非難轟々、警告を受けますが無視してこの場所に建設を行います。

ブルガマイスターはホーンテッドマンション建設中、何度も事故に遭いますが建設をなんとか完了。
家族を連れてホーンテッドマンションへと引っ越すのでした。

ブルガマイスターはホーンテッドマンションに住むにつれ次第に気がおかしくなってしまいます。
ついには、自らを墓地に幽閉して死んでしまいます。
一家は怖くなって新居のホーンテッドマンションから出て行ってしまいました。

ホーンテッドマンション ー2人目の被害者ー

それから200年後・・・1871年
「ロナルド・スティーブン」という男がホーンテッドマンションを買い取ります。

すぐに改修工事が始まりますが、建設中に再び不可解な事故が多発。
石工職人が落石事故で亡くなりますが、その後スティーブン自身が彼の仕事を引き継いでなんとか改修工事を完了。
1871年10月31日にスティーブン一家は引っ越してくるのでした。

スティーブンはホーンテッドマンションに住むやいなや、気がおかしくなっていき不可解な行動が目立つようになります。
ついには、墓石に自らの名前を刻み、ボイラーの爆発の事故によって亡くなってしまいました。

スティーブンの死後、一家は怖くなって改修直後のホーンテッドマンションから出て行ってしまいました。
また、一家はアメリカの降霊術協会にホーンテッドマンションを売り渡します。

降霊術協会はホーンテッドマンションの一室を降霊儀式用の部屋として活用。
1914年の降霊術協会の解散までの約40年間の間に、900回を超える降霊儀式を行ったのです。

ホーンテッドマンション ーアトラクションに至るまでー

その後、ホーンテッドマンションを買い取ったのは「ジョージ・グレイシー」という男。
しかし、館を買い取ったジョージ・グレイシーは何者かに殺害されてしまいます。

ジョージ・グレイシーの死後、息子の「マスター・グレイシー」がホーンテッドマンションに引っ越してきました。
マスター・グレイシーはサーカスで綱渡りをしていた「リリアン」という女性に一目惚れ、結婚します。

また、マスター・グレイシーはちょうどこのタイミングで降霊師として有名な「マダム・レオタ」と出会います。
マスター・グレイシーはマダム・レオタに魅了され、彼女がかなりの性悪女だということを知らずをホーンテッドマンションに住まわせます。

マダム・レオタは降霊の儀式を行う毎日、リリアンは次第に降霊術にのめり込んでいくマスター・グレイシーに恐怖を覚え、マダム・レオタを追い出すよう懇願します。
しかし、マスター・グレイシーはこれを聞き入れず、リリアンはこのことを知ったマダム・レオタによってサーカスの綱渡り中殺されてしまいます。

その後も降霊術にはまり続けたマスター・グレイシーは、その資産を目当てに資産家の娘エミリーと再婚します。
しかし、エミリーのことが気に入らなかったマダム・レオタは、彼女をトランクに閉じ込めて殺してしまいます。

ある日、二人の妻が「マダム・レオタ」によって殺された事実を知った「マスター・グレイシー」は、恐ろしくなり「マダム・レオタ」から逃げようとしますが、「マダム・レオタ」の降霊術によって屋根裏部屋に閉じ込められてしまいます。

マダム・レオタはさらに、マスター・グレイシーを水晶玉に閉じ込める呪文を唱えますが、マスター・グレイシーは突如首を吊って自殺してしまいます。
水晶玉に閉じ込める対象がいなくなった呪文は、マダム・レオタに返ってしまい、自分が水晶玉へと閉じ込められてしまいました。

結論:知ったら更に怖い!?ホーンテッドマンション

いかがでしたでしょうか?ホーンテッドマンションのBGSのご紹介でした。
是非そんな細かいこだわりにも目を向けてホーンテッドマンションという恐怖の館を体験してください!

ストーリーに出てきた人物・細かい演出はホーンテッドマンションのどこでみられるか?については次回『ホーンテッドマンションにシェアハウス!?BGS(バックグラウンドストーリー)を紹介②』にてご紹介させていただきます。

また、2023年9月1日(金)には、遂にホーンテッドマンションが実写映画化されます!

それではまた。

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